2020年 05月 05日
『どもる子どもとの対話』の読後感想文を掲載しています
吃音(どもり)への誤解をほぐし、吃音とともに生きる子どもたちの姿を伝える本として好評を頂き、たくさんの方々に読まれて来ました。この本の第2章に収録された実践に携わった、各地の「ことばの教室」教員4人が、この書籍の編集にかかわった経験を寄せているほか、いくつかの読後感想が集まって来ています。それらを今後、同書籍 読後感想紹介ページ で順次紹介します。
ぜひご一読ください。
「吃音に対する否定的な物語」を書き換えることが大切だとする、ナラティヴ・アプローチ。
そのために、子どもと親、子どもとことばの教室の担当者や言語聴覚士に、どのような対話が必要か、ニュージーランドの大学院でナラティヴ・アプローチを学んだ臨床心理士の国重浩一さんと、吃音を生きる子どもに同行する教師・言語聴覚士の会の仲間たちがディスカッションして作り上げた本です。どもる大人のナラティヴが変わった体験も、多数紹介しています。
どもる大人にとっても、より豊かに生きるためのヒントが満載です。
『どもる子どもとの対話 ~ナラティヴ・アプローチがひきだす物語る力~』
・編著:伊藤 伸二&国重 浩一
・出版:金子書房(2018.12)
・定価:2,420円(消費税10%含む)
・ISBN:978-4-7608-2843-2
※ご希望の方は、郵便振替で 2,420円をご送金下さい。送料当方負担でお送りします。
郵便振替口座:00970-1-314142
加入者名:日本吃音臨床研究会
参考URL:
・大阪スタタリングプロジェクト(大阪吃音教室)公式サイト
・同上「出版物紹介」ページ
・同上『どもる子どもとの対話』概要ページ
・同上『どもる子どもとの対話』読後感想ページ
[2020.05.25追記]本書の記載内容の図解を、1章と5章について掲載しました。
・同上『どもる子どもとの対話』各章図解ページ
【編著者紹介】
国重 浩一(くにしげ こういち) ニュージーランド、ワイカト大学カウンセリング大学院修了。日本臨床心理士。ニュージーランド・カウンセラー協会会員。鹿児島県スクールカウンセラー、東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て、2013年からニュージーランドに在住。著書に『ナラティヴ・セラピーの会話術』(金子書房) ほか
by osp_blog | 2020-05-05 14:43 | OSP紹介