2018年 05月 06日
2018年度 第1回「吃音を考える会」は「竹内敏晴さんから学んだ、からだとことばのレッスン」
・タイトル:竹内敏晴さんから学んだ、からだとことばのレッスン
・日時:2018.06.03(日) 10:00~17:00
・会場:應典院(おうてんいん)大阪市天王寺区下寺町1丁目1-27
・参加費:OSP会員300円、未会員1,000円(この回だけの特別価格)
「吃音を考える会」は年3回開催。日曜日に、いつもの金曜例会より長い時間でじっくりと深い話し合いができる、運営する側にとっても楽しみな時間です。
6月3日に開催する2018年度第1回「吃音を考える会」は、午前10:00から夕方まで、竹内敏晴(たけうち としはる)さんから大阪吃音教室のメンバーが学んだ「からだとことばのレッスン」をおこないます。
ぜひご参加ください。
※見学はお断りしています。参加費(OSP会員300円、未会員1,000円)をお支払いの上でご参加下さい。
※大阪吃音教室に初参加される方は、初参加資料代1,700円を別途頂きます。
参考URL1:
・大阪吃音教室 公式ホームページ
「大阪吃音教室 年間スケジュール」ページ
参考URL2:
・2016年度「竹内敏晴さんから学んだ、からだとことばのレッスン」当日の映像を、下記でご覧いただけます。
「大阪吃音教室 動画記録 2016.10.02」ページ
【開催趣旨】
大阪吃音教室の講座の一つに「ボイストレーニング」がありますが、6月3日の「吃音を考える会」は、そのロングバージョンとして企画しました。いつもの大阪吃音教室より長い時間を使って、からだを動かしたり、ことばについて考えたり、歌を歌ったりします。声を出す楽しさ、喜びを、みんなで味わう時間になればと思っています。
どもることは変えられなくても、相手に向かってからだを開き、伝えたいことばを届けることはできます。どもりを治すためではなく、日本語を話す人としての日本語のレッスンは、ことばで苦労してきた私たちだからこそ、取り組みたいことです。
どもりたくないからといって、下を向き、早口でぼそぼそと話していては、相手には伝わりません。日本語は、「ん」以外の音にはすべて母音がついています。母音をしっかり押し、一音一拍を意識して、声を出してみましょう。
竹内敏晴さんが亡くなられたのは、2009年9月7日でした。一時期、病気で耳が聞こえず、そのため歪んだ発音しかできなかった経験をお持ちだった竹内さんは、最後まで、どもる私たちのことを仲間と思って下さり、大阪吃音教室の外部講師を長年して下さいました。吃音親子サマーキャンプでする芝居のシナリオを書いて、演出指導もして下さいました。
竹内さんから学んだ「からだとことばのレッスン」を、皆さんと体験してみましょう。
by osp_blog | 2018-05-06 10:02 | OSP紹介