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認知療法・認知行動療法 

タイトル:認知療法・認知行動療法
担当者:西田 逸夫
参加者:18名(初参加者なし)

大阪吃音教室と認知療法との縁は、2006年度の「吃音ショートコース」から始まりました。この年のゲストが、日本での認知療法の第一人者、大野 裕(おおの ゆたか)さんだったのです。

毎年、「吃音ショートコース」の内容は、日本吃音臨床研究会の年報にまとめられます。この年の年報は好評で、発刊後すぐに売り切れてしまいました。
それを再編集して新規の内容も加えたのが、2011年10月に出版された『認知療法・認知行動療法入門』です。
大野 裕・伊藤 伸二共著『ストレスや苦手とつきあうための認知療法・認知行動療法入門』金子書房刊
※OSP公式ホームページ「出版物紹介」ページ
http://www.osaka-kitsuon.com/ospbooks/ospbooks.html
※同上『認知療法・認知行動療法入門』詳細ページ
http://www.osaka-kitsuon.com/ospbooks/book24.html


大阪吃音教室の例会では一度(2010.12.17)臨時に、「認知療法」の時間を設けました。この例会のことはこのブログで記事にしたほか、上記の本でも取り上げられています。
※当ブログ「認知療法で吃音を考える」記事
http://ospblog.exblog.jp/15632636/


この日は、年間スケジュールに組み込まれての認知療法講座としては、第1回目でした。
前半は、認知療法の概略を説明しました。
〇認知療法の基本的考え方
〇認知の2つの層(自動思考とスキーマ)
〇認知の歪みによる悪循環
〇特徴的な認知の歪み
〇問題をすぐに解決できない時の対処法
〇コラム表、など

後半は、参加者の抱える問題について、「コラム表」を実際に使って「その際に浮かんだ自動思考」「適切な考え方」を中心に話し合いました。

by osp_blog | 2012-01-27 00:00 | 例会報告

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