2010年 06月 18日
例会報告「自分の吃音体験を綴る」
担当:西田 逸夫
参加者:17名(うち初参加者1名)
この例会は毎年、OSP「ことば文学賞」の作品募集開始時期に合わせて行う。
毎年、「文章教室」で書いたものを元にして「ことば文学賞」に応募する作品が多く、最優秀を獲得した例もある。
【参加者同士の話合い】
・吃音体験を書いてどうだったか
・文章を書くときにどんなことを心掛けているか
【吃音体験執筆】
・自分の吃音体験を文章化する
・朗読して味わう
【参加者感想】
〇今日の文章はそれぞれに質が高く、書き込めば「ことば文学賞」に応募できる水準のものばかりだった。
〇今日書いた内容は、書き始めるまで全く考えていなかったことなのに、書いて行くうちに記憶がどんどん甦って来た。
〇自分が書いた文章なのに、他の人に朗読してもらうと、新鮮な思いで聞けた。
〇今日の皆さん一人ひとりの、どもりと生きて来た人生を感じることが出来た。
〇短編映画を集めた、良質のオムニバス映画を観ているような時間だった。
【初参加者感想】
〇こういうところに来るのは、今日が初めてだった。それまでは、自分で一人で悩んで、自分の悩みや苦しさが一番深いと思っていた。でもそうではなく、みんなが一人ひとり、悩みや苦しさを抱えて来たんだと分かった。
※関連記事
・OSP公式ホームページ「ことば文学賞」各年度最優秀作品ページ
http://osaka-kitsuon.com/ospsinsei/bungaku.html
・OSP公式ホームページ「ことば文学賞」応募原稿募集要項ページ
http://osaka-kitsuon.com/ospsinsei/bungaku_bosyu.html
[追記]2011.05.12 OSP公式WebサイトURL変更
by osp_blog | 2010-06-18 00:00 | 例会報告