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例会報告「気持ちのよいやりとりをするために」 

テーマ:気持ちのよいやりとりをするために ~交流分析2(やり取り分析)

担当者:堤野 瑛一
参加者:24名(初参加者なし)



この日は、初参加者はいなかったものの、例会に参加し始めて日が浅く「やり取り分析」の話は初めてという参加者が、半数近くを占めた。担当者は最初に、交流分析の基本的考え方、吃音教室で交流分析を学ぶ意義について、少し長めに時間を取って話した。
前半の残りは、例題のプリントをもとに、相手との会話をPAC図で分析する演習を行った。

後半では、身近な具体例をまじえながら、「やり取り分析」を日常生活にどう活かすかについて、全員で話し合った。

【話し合いから】
質問者:交流分析は、会話の最後を悪い形で終わらせないことを目標にしているのか。
担当者などの意見:交流分析の根本思想は、「過去と他人は変えられない」だ。自分からは良い交流に持って行こうと努力するにしても、相手のあることだから、自分の期待通りの結果になるとは限らない。
でも、「過去と他人は変えられない」からこそ、自分の普段行っている交流に気付き、自分が変えられるところは変えて行こう。自分の言いたいことを、ちゃんと相手に伝えるために。
また、自分の言いたいことを相手に伝えるには、「アサーション」や「論理療法」など、大阪吃音教室の他の講座が役に立つ。

by osp_blog | 2009-12-04 00:00 | 例会報告

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