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例会報告「聴き上手になろう」 

テーマ:聴き上手になろう
担当者:川崎 益彦

参加者:25名(うち初参加者なし)



【人の話を聴くのが苦手な理由】
・参加者の発言から
〇どう反応して良いか分からない
〇次に自分がしゃべることを考えてしまう
〇関心の薄い相手だと、聞き続けにくい
〇余計なことを言って相手の話の腰を折るのではないかと、不安になる
〇早口で一方的に話す人の話は聞きにくい
〇利害関係の濃い相手だと、雑念が浮かんで素直に聞けない
など

【聴き上手になるために】
・「どうして話が聞けなくなるか」の9ポイント、聴き上手になるための10の原則、傾聴の5つの技法などについて学ぶ

【人の話を聴く演習】
・2人ずつのペアに分かれて「人の話を聴く演習」を行う。話題を「自分の趣味、好きなこと」にして片方が3分間くらい話す。聞き手は「傾聴の5つの技法」を駆使して話を聴く。3分たったら交代する。

・演習終了後、全体の輪に戻り、感想を述べ合う。
〇相手の質問が良く、気持ちよく話せた。
〇「あいづち」など「傾聴の5つの技法」をこなすのが大変だった。それをこなそうとして却って相手の話に集中できないという、「本末転倒」になりそうだった。
〇聞いていて自分の知らないことが多く、それが申し訳ないと思った。(他の参加者から、自分が知らないことを恥じる必要はないとの指摘。)
〇(その話相手)話していて、「知らないのに適当に話を合わせている感じ」がしなかったので、話しやすかった。
〇聴き手側では、質問のタイミングが難しかった。
〇(その話相手)自分の方が喋り過ぎたと思う。切れ目なく話したので、相手が質問しづらかったのだろう。それにもかかわらず、表情や相づちのお陰で話しやすかった。
〇「質問してくれたからこれも話せた」、ということがある。質問が大事。
など

【守護霊のワーク】
・5人ずつのグループに分かれ、メンバーの一人が3分間くらい自分の夢を語る。それを聞いた後、他のメンバーが夢を語った人の背後に回り、肩に手を置き、(グループ内のメンバーに聞こえる声量で)力づけることばをささやく。一巡後、夢を語った人が感想を語る。
・1人が夢を語り、「守護霊」のささやきを受けて感想を述べるところまで済めば、2人目が夢を語り、以下同様に続ける。

【参加者感想から】
〇一人ひとり、的確なアドバイスを下さって、有難かったし嬉しかった。
〇自分のことを分かって貰えた気がした。
〇普段は夢を話すきっかけがなくて、こういう場で話せて嬉しかった。その夢に対して良いことばを貰え、そのことばに対して頑張ろうと思った。
〇共感して貰えたことが嬉しかった。安心もし、もしかしたら実現できるかも知れないと思った。

by osp_blog | 2009-05-15 00:00 | 例会報告

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