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吃音体験を綴る

タイトル:吃音体験を綴る(文章教室)
担当:西田 逸夫
参加者:16人(初参加者なし)

この日は文章教室。参加者がそれぞれの吃音体験を綴る日だ。
執筆に集中する前に、大阪吃音教室で吃音体験を綴る意味を話し合った。

〇例会で体験を綴る意味(参加者の発言から)
・話すことが苦手でも、書いて伝えることができる
・自分の体験を整理できる
・自分の中のことを客観的に見ることができる
・自分の吃音を目に見える形にする
・自分の吃音と向き合える
・どもってもええやんかと思うきっかけの一つになる
・今悩んでいる子どもたちに(こんな大人もいるという)安心感を与える
・吃音に悩んでいる人、吃音のことを知らない人に、吃音を知ってもらうツールになる
・吃音問題啓発に使える
・ほかの人の文章を読むと、気が楽になる
・自分の悩みと距離を置くことができる
・書くことで、話し方をレベルアップできる
・吃音の悩みや、吃音とのつきあい方を共有することができる
・吃音について話し合うツールになる

など、多くの意見が出た。
これらの前提として、日記など自分が読むために書くのでなく、「人に読んでもらう文章を書く」からこそ、こういうことが言える、との指摘があった。


※「文章教室」は、毎年の「ことば文学賞」応募作品募集の開始を飾るイベントでもあります。今年の募集要項の詳細は、こちらをご覧下さい。

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by osp_blog | 2013-07-19 00:00

大阪吃音教室のスケジュールを一部変更しました 

大阪吃音教室の2013年度年間スケジュールを一部変更しました。
07.19、07.26、10.25、11.08のタートル、担当者が変わります。
期日が近い変更もあるので、このブログでもお伝えします。

・7月19日(金)
(聴き上手になろう[担当:徳田 和史])→ 自分の吃音体験を綴る(文章教室)[担当:西田 逸夫]
・7月26日(金)
(自分の吃音体験を綴る(文章教室)[担当:西田 逸夫])→ 聴き上手になろう[担当:徳田 和史]
※7月19日と7月26日の日程を入れ換えます。

・10月25日(金)
吃音恐怖と予期不安への対処[担当:(林 佳代)→ 東野 晃之]
※10月25日の担当者が交代します。

・11月8日(金)
(インタビューゲーム)→ 吃音体験を味わう[担当:西田 逸夫]
※11月8日のタイトルを変更します。初めて開講する例会タイトルで、今年度の「ことば文学賞」全応募作品を味わいます。
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by osp_blog | 2013-07-07 05:11 | OSP紹介

認知行動療法 

2013.07.05(金)
タイトル:認知行動療法
担当:正原 直樹
参加者:25人(初参加者なし)

この日の例会は、この担当者らしく、事前準備の周到な例会だった。

(キーワードを書いた手作りマグネットシート)
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同じ出来事に対しても、人によって受け止め方が違う。同じ人でも、その時によって違う。
認知行動療法では、そのことを、「認知」がその人やその時の気分によって影響を受けるから、と考える。
ストレスを感じて認知がかたよってしまっている時、それに気づいて認知を直すことが出来れば、マイナスの感情(不安、怒り、落込みなど)を軽くすることができる。

大事なのは「自動思考」。何かの出来事に対してマイナスの感情が起こった時、頭の中に浮かんでいる考え。

〇9つの認知の歪み(大野 裕・伊藤 伸二『認知療法・認知行動療法』2011から)
1. 根拠のない決めつけ
2. 白黒思考
3. 部分的焦点づけ
4. 過大評価・過小評価
5. べき思考
6. 極端な一般化
7. 自己関連づけ
8. 情緒的な理由づけ
9. 自分で実現してしまう予言

「9」が一番認知行動療法の本質を現していると思う、との発言があり、それをきっかけに、自分が一番強いと思っている認知の歪みを、参加者で出して見た。
1から9のそれぞれを挙げる発言、複数の項目を挙げて影響し合っているという発言、すべての項目が同じくらい当てはまるという発言など、参加者一人ひとりの特徴が現れた時間だった。
中に、吃音の最大の問題は予期不安で、「自分で実現してしまう予言」に一番関わりがある、との意見があった。

※この日の例会は、伊藤ブログでも取り上げられている。
・伊藤ブログ「吃音と認知行動療法 逃げるが勝ち」記事
http://www.kituonkokufuku.com/archives/1715594.html


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by osp_blog | 2013-07-05 00:00 | 例会報告