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吃音基礎知識 

タイトル:吃音基礎知識
担当者:伊藤 伸二
参加者:25名(うち初参加2名)

吃音の基礎知識に限らず、困っていること、悩んでいることの質問を受け付け、伊藤伸二が回答するという形で、前半が始まった。
最初の質問は、「最近、吃音の人が増えている印象があるが、どうだろうか?」というもので、この話題から、話は幅広く、深く展開した。

後半は、初参加された方の抱える問題について話し合うことから始まった。その後、新たな質問を受けたりしつつ、吃音とその周辺を巡って活発な話し合いを持った。

〇この日の主な伊藤発言
・近年、吃音の子どもが増えている。小児科医への相談件数が増え、特別支援教育の中で吃音への比重が高くなっている。
・高校生、大学生や、社会人になってから吃り始める人が増えている。
・「吃音は治る」という誤った情報が、一旦は消えたのにインターネットの普及とともに息を吹き返している。
・人の役に立つことが大事。自分のためだけなら、人は逃げてしまう。
・吃音にとって大事なのは「共同体感覚」の育成である。「共同体感覚」は、「自己肯定」「他者信頼」「他者貢献」の3つがあいまって育成される。
・言語聴覚士は、吃音を治すことはできないが、どもる人たちが困っていることについて、幾らでもできることがある。
・吃音症状に、「波」はあるものと認識する。調子のことに一喜一憂しない。吃音とはそういうものだと受け止める。
・「お前は人の話を聞いていない」と指摘され、傾聴の大切さに思い至った。
・人の会話に途中で入って行くのは難しい。数人の集まりでは、初めの方に簡単な発言をすれば、その場に馴染むことが出来る。
・人との会話で、沈黙を恐れない。つい、沈黙は自分のせいだと思ってしまうが、その場のどちらにも責任はある。

※この日の例会は、伊藤ブログでも取り上げられている。
・伊藤ブログ「大阪吃音教室  どもりって何だろう(吃音の基礎知識)」記事
http://www.kituonkokufuku.com/archives/1669784.html


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by osp_blog | 2012-04-20 00:00 | 例会報告

大阪吃音教室開講式 

タイトル:大阪吃音教室開講式
担当者:伊藤 伸二、ほかスタッフ全員
参加者:32名(うち初参加者5組6名)

毎年、4月最初の例会(開講式)には、初参加者がたくさん来られる。今年はどもりに悩む5名の方と、付き添いの母親が参加された。

前半は、初参加者の自己紹介、東野晃之OSP会長の挨拶の後、参加者の質問をもとに4つのグループに別れる、という形式でお互いのプロフィールを公表した。

〇いつから吃りはじめたか?
 (1) 学齢前
 (2) 小学生
 (3) 中学生から大学生
 (4) 社会人になってから

〇自分のどもりの原因は?
 (1) 真似
 (2) 遺伝
 (3) 何か(病気や食べ物など)悪いきっかけがあって
 (4) 不明
※吃音の原因は不明である。この日の例会では、参加者が主観的に、自分の吃音の原因と考えているものについて尋ねた。

〇どもりをカミングアウトしているか?
 (1) 家族だけ
 (2) 職場や学校で
 (3) 一般社会すべて
 (4) まったく誰にも知らせていない

〇一番苦手な場面は?
 (1) 電話
 (2) 人前でのスピーチ
 (3) 朗読(本読み、社訓朗唱など)
 (4) 雑談

後半は、参加者のさまざまな質問に伊藤伸二が回答した。話題によっては、参加者全体の話し合いになった。
(参加者の質問)
・なぜ、吃音は治らないと考えるのか?
・吃音の症状を軽減させるのは無理か?
・どもりを受け容れるという意味は?
・最近の「治したい派」とそうでない派の動向は?
・その他

※この日の例会は、伊藤ブログでも取り上げられている。
・伊藤ブログ「不本意ながら、どもって生きるより、納得して、どもって生きる」記事
http://www.kituonkokufuku.com/archives/1668953.html


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by osp_blog | 2012-04-13 00:00 | 例会報告